idea factory from newspaper 2003 12 10

憲法改正(changes in the Constitution)
 憲法改正が必要です。

日本国憲法
第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

少なくとも、第九条2項は、廃止すべきです。
軍事予算では、世界第3位の軍事費となっているでしょうか。
装備面では、アメリカに次いで、世界第2位の軍事力となっています。
軍事力を数で比較してはいけない。
稼働率で軍事力は考えるべきです。
いくら潜水艦がたくさんあっても、ほとんどドックに入っていては意味がない。
いくら戦闘機がたくさんあっても、ほとんど修理中では意味がない。

ドル安(weak dollar)
 正直なところ、ドルが、いつまで、がんばれるか、それが問題です。
アメリカの著名な大学教授が言ったとされる、
「福井日銀総裁が、ドルを買い支えているうちに、
ユーロに換えておいた方がいい。」という具合に、
ドルを取り巻く環境は、きびしい。
その日本も、ドルを買い支える軍資金が、底をついてきた。
 確かに、イラク戦争は、アメリカの勝利で終わったが、
イラク戦争を契機とした国際金融では、負けたのではないか。
そう思えてならない。

ドル安(weak dollar)
 どうも、マスコミでは、円高と言いますが、
本当は、ドル安です。
日本経済が復活して、日本が強くなったから、円が強くなったのではありません。
ドルが弱くなったから、結果的に、円高になったのです。
ですから、この円高は、よい円高ではありません。
 共同通信のニュースでは、
こんな記事があります。
「オイルマネーが本国へ」
「米英に反発、資金引き揚げ」
「8日発表の国際決済銀行の四半期報告書によると、
OPEC加盟国間で、国外の金融機関口座にある預金を解約し、
資金を本国に戻す動きが広がっていることがわかった。」
「英銀エコノミストによると、
イスラム諸国への風圧を強める英米に反発し、
オイルマネーを、米英の金融センターから引き揚げていることが背景に。」
 こうした動きは、イラク戦争を実施すれば、当然の動きとなるでしょう。
国連議決があるイラク戦争だったら、こうは、ならなかったでしょう。
今の状況では、アラブ世界に、欧米の軍隊が攻め込んだと、
アラブ人には見えるでしょう。
 さて、今後、通貨の動きは、どうなるか。
ロシアが、石油決済代金を、ユーロにすると、影響が大きいかもしれません。
また、中国が、ユーロを重視すると、これもまた、影響が大きいかもしれません。
 こうした世界情勢を考えると、
日本が、外交的な失策をしたのが、よくわかります。
 あの時の状況を考えれば、イラク戦争は避けられませんでした。
しかし、アメリカの国益を考えれば、
友人として、日本は、イギリスと共に、
国連議決があるイラク戦争になるように、外交努力をすべきだったのです。



























































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